国土地理院
『地理院地図』(電子国土Web)にアクセス
『地理院地図』 |
Step2 タイル座標の表示
右上『機能』アイコンから
『設定』→『グリッド表示』→『タイル座標』を「on」。
下図のように、地図上に碁盤の目を表示させる。
『タイル座標』を表示 |
上図拡大 |
※このほかにも『緯経度グリッド』『UTMグリッド』『地域メッシュ』『2万5千万分の1地形図郭』など様々あるが、最初は『タイル座標』が扱いやすい。
Step3 3D地図の範囲を設定
右上『機能』アイコンから
『設定』→『中心十字線』を「on」。
『中心十字線』を「3Dプリント予定エリア」の中央に位置させる。
『中心十字線』を表示させる |
『機能』→『設定』→『3D』を選択。
『3D』を選択 |
3択
『大(2048 x 2048)』
『小(1024 x 1024)』
『カスタム』
から『カスタム』を選択。
514 x 514 の大きさに設定 |
『3D範囲を選択』で『大きさを固定』を選んで、
選択範囲の大きさを「514 x 514」に設定。
タイル座標のブロック4つ分 |
この「514 x 514」という大きさは、タイル座標の大きさでいうと、ちょうど4個分にあたる。今後、プリント範囲を区切りながら連結していく際に、わかりやすい境界線となってくれる。ちなみに、どのスケール(縮尺)においても、この区切りは有効である。
Step4 3D地図の表示
『OK』をクリックすると、選択範囲の3D地図が表示される。
3D地図が表示される |
左下の『高さ方向の倍率』は、「0 ~ 9.9」のあいだで調整可能。
「1」で原寸どおり、「2」で高さが2倍に誇張される。
『高さ方向の倍率』を「3」に設定。 |
『高さ方向の倍率』は「0 ~ 9.9」のあいだで設定可能 |
Step5 3D地図のダウンロード
ダウンロード可能なファイル形式は、下記の3つ。
『STLファイル』色を付けられない3Dプリンタ用のデータ
『VRMLファイル』フルカラーの3Dプリンタ用のデータ
『WebGL用ファイル』ブラウザでぐるぐる回す用のファイル
『STLファイル』を選択 |
Prusa i3 でプリントするためには『STLファイル』を選び、『ダウンロード』ボタンをクリック。
ダウンロード |
『ダウンロード』をクリック。
「dem.stl」というファイル名で、ダウンロードフォルダにダウンロードされる。今回のファイルサイズは「22.9 MB」。
以上、3D地図データが無料で入手完了。
日本全国どこのエリアでも、あらゆる縮尺で入手可能である。
3D地図データの利用に関しては、国土地理院の定める『利用規則』を遵守する必要がある。以下、参考までに国土地理院の『Q&A』の一部を引用記載。
Q.立体表示した画像をブログやツイッターなどで使いたい場合はどうすればよいですか?
A:出所の明示として「国土地理院」、「地理院」、「地理院地図」又は「地理院地図3D」の文字列をお書き添えください。
Q.ダウンロードした3Dデータ(STL形式)から、3Dプリンタを用いて立体模型を作成し、販売しても良いですか?
A:出所の明示のみでお使いいただけます。
などなど。
次回、今回ダウンロードしたような3D地図データ「STL(エス・ティー・エル)ファイル」を、実際に3Dプリンタで印刷可能な「G-code(ジー・コード)ファイル」に変換する手順を解説予定。
→ STLファイルから「G-code」を作成する方法【Prusa i3】
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